番目のアクセスありがとうございます Last Modified on 5 Nov. 2002

朝日大学大学院法学研究科院生の韓国税務行政に関する視察研修旅行
(長谷川博客員教授のゼミ生および受講生)

 (注)2003年(平成15年)11月1日付毎日新聞(大阪)でとりあげられました。(末尾に記事を紹介しています)

2002年
日程
10月 25日(金) 3:30pmから南大門税務署で「税務行政」の研修
    26日(土) 韓国国税庁の租税博物館見学、憲法裁判所見学、市内見学
            5:00pmからホテル会議室で「納税者保護担当官」の研修
    27日(日) 統一展望台見学後帰路へ

(仁川(インチョン)空港で視察の院生5人)

 研修の意気込みと不安が入り混じった様子。
 
 参加者:左から宮田直美、池田和弘、大矢武史、敏森賢史、新美秀直
 出迎えの李天一さん(後記)には旅行中お世話になりました。


(納税者権利憲章と納税者サービス憲章の掲額)
韓国では1997年に改正国税基本法にもとづき納税者権利憲章が公布され、納税者の権利保護が確保されています。

 
 この掲額は、すべての税務署で見ることができます。


(南大門税務署での研修を終えて記念写真)
税務署では、1999年国税行政改革について勉強しました。この税務署は韓国でも古い税務署です。

 通訳など李信愛税務士にはお世話になりました。
 
 署長さん、課長さん、ありがとうございました。

(納税者サービスセンターと納税者保護担当官室(納税者オンブズマン))

   
 税務署  いずれも税務署入り口1階にあり、納税者の便宜を図っています。


(慶州税務署の黄喜英さんから「納税者保護担当官」制度についてレクチャーを受ける)
黄さんも納税者保護担当官の経験者ですが、納税者保護担当官は、納税者の不満などを解決してくれる優しい人です。

 
 黄さん、ソウルまでお出でいただき、ありがとうございました。


(韓国国税庁)
韓国国税庁は、この10月5日から新築オープンしました。近くには日本大使館があります。

   
   
   玄関前模型


(韓国租税博物館)
役所が休日でも開館していました。子供たちの団体見学も多いようです。租税教育も重要です。

 (入り口での右下が李天一さんです。)  入り口館内
   


(韓国憲法裁判所)
韓国には、最高裁判所とは別に憲法裁判所があります。

 
 当日は、役所が月末土曜休日のため館内見学ができませんでした。


(李信愛税務士)

南大門税務署での通訳など、お世話になりました。課外研修でも勉強になりました。

 
 左が李先生


今回の視察研修のコーディネーターです。韓国に詳しいので驚きました。

 (長谷川先生)
 
 先生、本当にいろいろお世話になりました。


(追記)毎日新聞で紹介されました。
2003年(平成15年)11月1日の毎日新聞(大阪版)・社会面(特集 不安の時代にC)で、納税者の権利憲章に関して、私たちの韓国税制視察が取り上げられました。
見出しは、「見えぬ使途 募る不満」「権利なき納税者」です。
記事は、長谷川教授に対する取材によるものですが、内容は、韓国で導入されている「納税者権利憲章」や「納税者保護担当官」の紹介と視察参加ゼミ生の感想などです。

納税者の権利環境が後れている日本の状況について、新聞等があまり採り上げていませんが、今回の毎日新聞の取材記事が、日本における「納税者権利憲章」の導入に一歩近づければ・・と思っております。

mainichi031101.pdf へのリンク